2年生の国語「はたらく人に話を聞こう」の学習では、様々なお仕事をしている方にインタビューをします。インタビューの内容をその職業の方それぞれに合わせて行うのです。もちろん、きちんとした態度でインタビューをしなくてはいけませんので、質問内容だけでなく、質問する時の態度やメモする時の立ち振る舞いもしっかり事前に勉強しています。
小学校には担任の先生の他にも教頭先生、保健室の先生(養護教諭)、給食担当の先生(栄養教諭)等、子ども達から見ても様々な先生がいます。今回のインタビューの相手となる「はたらく人」の中には、それらの先生方も含まれているようです。校長先生もインタビューの対象のようです。
今まで教室を巡回していると、インタビューの内容を考えている場面が何回かありました。タイミングよくその場面にあたると、「校長先生が来た。」と言って質問内容を隠すのです。無理にのぞき込むことはしなかったので、どんな質問がくるのか楽しみにしていました。
あるグループが校長室にインタビューにやってきました。緊張しています。「今日は校長先生にインタビューをしにやってきました。・・・」代表の子が口火を切ります。そしていよいよインタビュー。「校長先生は僕たちのことを見に来ること以外、どんな仕事があるんですか?」子ども達にとって校長先生の仕事で真っ先に思い浮かぶことが、自分たちを見に来てくれることなんだな、と思うと嬉しくなりました。そしてどんどん質問が続きます。「どうして校長室があるんですか?」「どうすれば校長先生になれるんですか?」「なんで校長先生って言うんですか?」・・・子ども達の素直な質問に、どう答えたらいいか本当に悩みましたが、とても楽しい時間でした。