コロナ禍、学校行事は大きく制限されていました。校外学習も必要最小限の状態でした。アフターコロナとなった現在では、当たり前の学校生活ということで校外学習も積極的に行っています。昨日も4年生がクリーンセンターとリサイクルセンターを1日かけて学習してきました。
今日はそのまとめの時間。教室に様子を見に行くと、クリーンセンターからいただいた資料、そしてタブレットを使って学習の振り返りを行っています。「昨日はどうだった?」と質問すると「ゴミがすごかった。」「予想と全然違っていた。ゴミの量にびっくりした。」と様々な感想を聞かせてくれました。「いろいろ学習してきたんですね。忘れないうちにまとめてくださいね。」と言って教室を出ました。
昼休み、校長室をノックする音。突然4年生2人が入ってきました。「校長先生、今まで行けなかったクリーンセンター見学を今年は許可してくれてありがとうございました。」と言って頭を下げるのです。「学年の先生が計画してくれたんですよ。しっかり学習してきてくれて、うれしいです。」突然のことだったので、そう答えるだけで精一杯でした。
コロナ禍は当たり前の学習のありがたさを子ども達に教えてくれたんだな、学年の先生は子ども達を素直に育ててくれているんだな、と再確認しました。