学校ニュース

休み時間に2年生教室の廊下から、楽しそうな声が聞こえてきました。5年生が図工の時間に「ころがるクンのたび」という学習で創りあげたグループ作品を貸し出してくれたそうです。ビー玉が転がっていく仕組みに驚いたり、いろいろな素材を組み合せて作られていることに気づいたりして楽しんでいました。
「5年生って、こんなすごいのが作れるんだね。」「こんな形に切るって、すごいよね。」と、目をキラキラさせながら話してくれました。これも素敵な異学年交流だなと感じました。

学校を核として、その地域の子供も大人もつながり「人づくり」「地域づくり」を生み出せる仕組みがコミュニティ・スクールです。春日学園は、令和６年度からの導入に向けて、今年「コミュニティ・スクール推進会議（準備会議）」を実施してきました。学校と保護者や地域住民が力を合わせて、「どんな学校にしていきたいか」「どんな子供たちを育てていきたいか」「子供たちにどんな力を身に付けてもらいたいか」について話し合い、準備を進めてきました。
第4回では、学校評価やグランドデザインについて協議し、熟議テーマ「学校行事のバージョンアップ大作戦」についても様々な意見が活発に交わされました。

産婦人科医の先生をゲストティーチャーに迎えて、「がん教育講演会」を行いました。がん患者と向き合ってきた立場から、病状の深刻さや具体的な数値を提示されたことで、保健体育の授業を思い出し生活習慣病についての学びをさらに深めていたようです。今日の講話を聞いて、自分自身の生活習慣を見直したり、家族と生活習慣について考えたりする機会となったと思います。