学校ニュース - 8年生ニュース

D棟の３階から、琴の音色が聞こえてきました。曲名は「さくら」。
音楽室に行ってみると、８年生がグループになって、琴を奏でていました。
「７年生でも体験しているので、８年生はだいぶ音がしっかりして、曲を弾けるようになってきますよ。」
と、音楽の先生がにこやかに話してくれました。中学校の音楽では、3年間で必ず和楽器に触れ、日本の伝統音楽のよさを味わ機会とすることをねらいとしているので、必修となっているそうです。春日学園には、琴が１０面あります。誰もが姿勢も整えて琴に触れ、音を奏でることで気づきもあるようです。
独特のゆったりとした音の響きがあり「さくら～♪　～♪さくら～」の曲想にぴったりですね。

春日学園の卒業生である現役の高校生が来校し、高校生活の様子や進路選択の際に大切にしたことを8年生に話してくれました。
高校の紹介を興味津々の眼差しで聞き入り、積極的に質問していました。また、先輩方の春日学園9年生として経験したことや思い出、受験勉強の方法は、4月からの自分自身をイメージができると、熱心にメモを取っている姿もありました。
進路について、自分の目標実現に向けて意欲を高めることができたようです。

産婦人科医の先生をゲストティーチャーに迎えて、「がん教育講演会」を行いました。がん患者と向き合ってきた立場から、病状の深刻さや具体的な数値を提示されたことで、保健体育の授業を思い出し生活習慣病についての学びをさらに深めていたようです。今日の講話を聞いて、自分自身の生活習慣を見直したり、家族と生活習慣について考えたりする機会となったと思います。