学校ニュース

4年生では、木版画作品が完成の段階に入ってきました。
下絵から、白黒の分量を想定した塗分けを行い、彫刻刀を使って丁寧に時間をかけて版木を彫ってきました。曲線を表現するために、一本の線が切れないように少しずつ彫ったり、広い面を同じ深さに彫ったりするのは大変な苦労でした。印刷の時には、ローラーでインクを伸ばして、友だちと一緒に慎重に紙を乗せていきました。
刷り上がった作品に自分の頑張りが写し出されると、努力が報われた気持ちになりました。

６年生では、（株）ＺОＺО社員の方をお招きして、働くことの楽しさや意義を知り、自分の将来の目標や社会との関りについて考えを深めました。
講話では、社名に込められた願いと通信販売という仕事の内容について説明を聴きました。次にグループワークとして①「なんのために働いているのか」、②「どのようなことで人や社会に役立ちたいか」をテーマにして、意見を交換しました。
子供たちからは、「自分の好きなことや得意なことで周りの人を幸せにしたい。」「生活を便利にしたい。」「痛みや苦しみを取り除きたい。」など人の幸せやよりよい社会を目指す力強い意見がありました。

３年生では、木工作品「のこぎりひいて　ザク、ザク、ザク」が完成してきました。
1本の角材を、好きな長さや形に切った後、できた木片を接着剤を使って立体的な作品に仕上げました。のこぎりを使うときには、各学級10人近くの保護者ボランティアの方がサポートしてくださり、けがもなくスムーズに活動を進めることができました。
学年が上がるにつれて、素材を自由に加工して自分らしさを表現する活動が増え、作品にも、より思いが込められているようです。