つくば市東部に位置する中根・金田台地区は、つくばエクスプレスの沿線開発が進み、市内でも人口が増加している地域の一つです。区域内には、つくば市の歴史を物語る遺跡が数多く所在しており、造成工事がなされる場所は、事前に発掘調査が行われました。
中でも、奈良・平安時代の常陸国河内郡役所跡とされる金田官衙遺跡は、古代地方行政を考える上での重要性から、2004年に国の史跡に指定されました。
毎年恒例の文化財巡回企画展では、国史跡指定20周年を迎えた金田官衙遺跡を中心に、中根・金田台地区の旧石器時代から中世までの遺跡を紹介します。
関連する企画として、体験講座「桜地区歴史ウォーキング」(事前申込制)、講演会「常陸の古代道路と郡家・郡寺について」も行います。ふるってご参加ください!